こんにちは!
2020年の大河ドラマ、
「麒麟が来る」
で描かれる、明智光秀。
ドラマでも多くの場面が描かれる京都は、
明智光秀の史跡もたくさん残ります。

本能寺
その中でも明智光秀の最期を語る重要な京都の史跡を3つご紹介します。
明智光秀の最期を語る、3つの史跡は
⑴明智藪
⑵明智光秀の胴塚
⑶明智光秀の首塚
明智光秀の史跡をめぐる、京都散策についてご紹介します!
contents
1:京都にある明智光秀の史跡は3つ
①明智光秀の最後の地「明智藪」は京都山科の小栗栖に
まず一つ目にご紹介するのは、
明智藪(=あけちやぶ)
です。

明智光秀の京都の史跡の一つ、明智藪
明智藪は、明智光秀が秀吉との「山崎での戦い」から逃れる際、
農民に襲われて致命傷を負った土地とされています。

明智藪
明智光秀の京都の史跡の一つである明智藪は、
京都市内から少し離れた「山科区」にあります。
そこから地下鉄に乗り換えます。
最寄駅の「京都市営地下鉄・石田駅」から向かうと
静かな住宅街の雰囲気の漂う小栗栖(オグリス)に明智藪はあります。

山科川

明智藪は、住宅街にある
明智光秀が討たれのち、
明智藪のあるその周囲では怪奇現象が起こり、
周囲の住民からは
光秀の祟り
と称されるようになりました。
現在では、
観光地というよりは史跡として残されているだけですが、
光秀の歴史を辿る歴史ファンにとっては欠かせない、
明智光秀の京都の史跡となっています。
また、
明智藪の近くには、
明智光秀を供養する「本法寺」というお寺もあります。

明智光秀の供養塔のある本法寺

明智光秀の供養はこちらで
②明智藪から歩いていける、明智光秀の京都の史跡「胴塚」
明智光秀の京都の史跡として見逃せないのが、
先ほどの「明智藪」から歩いていける距離にある、
明智光秀の胴塚

明智光秀の胴塚
明智藪を訪れたのちに歩いて勧修寺方面へ向かうと現れる、
「明智光秀の胴塚」
胴塚は道路沿いにあるのですが、
なかなかわかりにくい場所にあり、
一度素通りしてしまいました。

多少わかりにくい、光秀胴塚(こちらの自動販売機の奥にあります)
こちらの明智光秀の胴塚は、
明智光秀が明智藪で討たれたのちに、
家臣に首を取らせた後、
家臣たちが明智光秀の胴体を埋めた土地
とされています。

明智光秀の胴塚
こちらも、
明智光秀の京都の史跡として
訪れておきたい場所の一つです。
③3つ目の史跡、明智光秀の「首塚」は、京都・白川沿いにしれっとある。
3つ目にご紹介する、
明智光秀の京都の史跡は、
明智光秀の首塚

明智光秀の首塚
こちらは、
京都市内の白川沿い近くにあります。
明智光秀の首塚はあります。
こちらも先ほどの光秀道塚同様、
見つけにくい場所にありますが、
看板も立っているので安心です。

看板のある明智光秀の首塚
小栗栖で討たれた明智光秀は、
首を晒されないよう、
家臣に「夜が明けるまでに首を知恩院に持っていくように」と伝えたそうです。
ですが、家臣が知恩院に訪れたときにはすでに夜が明けており、
仕方なくこの東山エリアに埋めたそうです(のちに掘り返されて、鴨川に晒されたと言われている)
現在の首塚は、
のちに移転された場所とされていますが、
様々な歴史の説がある武将、明智光秀の京都の史跡には間違いありません。
2:明智光秀の史跡を辿る、京都の上手な周り方
①京都駅から巡る明智光秀の史跡は、地下鉄1日乗り放題が安くて便利
京都観光では、地下鉄やバスなどの
公共交通機関の利用が欠かせません。
特に便利なのが、
京都市バス1日乗車券
です。

京都バス・一日乗車券
ですが、
明智光秀の京都の史跡を辿るのに便利なのは、
明智藪の最寄駅にもアクセス可能な
「京都市営地下鉄」です。
京都市営地下鉄も1日乗車券があり、
1日600円で乗り降り自由です。

地下鉄1日乗車券
京都駅から明智藪のある石田駅までは、
烏丸線と東西線を乗り継いで向かいます。
明智光秀の胴塚の最寄駅の小野駅から再び東西線に乗って東山駅に向かえば、
効率よく明智光秀の京都の史跡を巡ることができます。
京都市営地下鉄と京都市バスが一緒になったチケットもお得で便利です。

地下鉄・バス1日券(900円)
②明智光秀の史跡からすぐ近くてオススメの京都のお寺「随心院」
明智光秀の京都の史跡が2つある、
京都の山科区。
光秀の史跡のすぐ近くには、小野小町ゆかりの素敵なお寺があります。
(明智光秀とは全く関係ありませんが)
そのお寺は、
随心院(=ずいしんいん)

京都・小野にある随心院
3月にはねず踊りの行われる随心院は、
小野小町ゆかりのお寺として知られ、
京都に初めて来られる方もそうでない方にとっても、
一度は訪れておきたいお寺の一つです。
山科の明智光秀の史跡とともにぜひ訪れてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。