76km足で運んで完成した【鯖寿司】は京都で生まれた名産品の一つ

 

こんにちは!

 

京都は、

その独特な地形から、

「京野菜」というブランドや、

京料理が生まれました。

京都の京野菜たち

地形と気候が最適。京野菜が発展した理由は2つ

今回ご紹介するのは、

この二つの伝統的な京都の名産品

⑴鯖寿司

⑵長五郎餅

鯖寿司は、

京都の発症ということは、ご存知でしたか?

京都の名産品の一つ、鯖寿司

それぞれ、

歴史を辿れば、

なぜ京都で発展したがわかります。

1:サバ寿司は、京都が海から遠いことが理由だった

①鯖街道と呼ばれる、京都の北部から京都市内への道

鯖寿司は、

京都の祭りや行事に欠かせない伝統的な名産品です。

 

交通網が発達する以前の京都市内は、

海から遠く、

魚の入手が困難でした。

ですので、

京都府の北にある、

若狭湾から上がったサバを世を徹して

徒歩で運んでいました。

 

若狭から、京都の出町柳までの

約76kmの街道を「鯖街道」

と言います。

 

この時に、

日持ちするように一塩かけて運ばれ、

ちょうど京都に着く頃にいい状態で塩が回っていました。

 

これをそのままネタにしたのが、

「鯖寿司」

という京都の伝統料理につながりました。

②現在も鯖街道では、マラソンがおこなわれている

サバを運ぶためにできた、

「鯖街道」

現在でも、

「鯖街道ウルトラマラソン」

として、

76kmの行程を走るマラソンが開催されています。

2:秀吉が絶賛した、長五郎餅も京都の名産品

①北野天満宮で開かれた茶湯で、秀吉が絶賛

続いてご紹介するのは、

学問の神様、

北野天満宮の伝統的なお菓子

「長五郎餅」

長五郎餅についてはこちら

 

北野天満宮で1587年に開催された、

「北野大茶湯」

豊臣秀吉に献上されたのが

この「長五郎餅」で、

薄皮に餡を挟んでいるのが特徴です。

長五郎というのは、

北野天満宮の縁日で餅を売っていた

「河内屋長五郎」

という人物です。

②現在も北野天満宮前で店を構える、伝統あるお店

北野天満宮で振る舞われた

「長五郎餅」

ちなみに、

この名付け親も豊臣秀吉で、

現在も北野天満宮の近くにあるお店、

「長五郎餅本舗」で売られています。

また、

毎月25日と

北野天満宮で行事が開かれる時は、

北野天満宮の境内でも

お店が開かれ、

お抹茶と一緒にいただくことができます。

3:京都の伝統文化の名産品を知ると楽しくなる

①調べて実際に食べにいく、京都の名産品

京都の伝統的な名産品である

鯖寿司と、

長五郎餅をご紹介しました。

京都の名産品の一つ、鯖寿司

京都の発祥の料理やお菓子を知ると、

京都に行った時の楽しみが増えます。

 

また、

京都検定の勉強に欠かせない、

「京都観光・文化検定試験 公式ガイドブック」

を見れば京都についてさらに詳しくなれます。


気になる方や、

京都検定の受験を目指している方は、

是非一度手に取ってみてください!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

それではまた!