こんにちは!
皆さんは
京都で舞妓さんと出会ったことはありますか?
京都と言えば、
お寺や和菓子、伝統工芸などと並んで有名なのが
舞妓さん・芸妓さん
ではないかと思います。

京都で舞妓さんに出会ったことはありますか?
そんな舞妓さんに偶然出会うことも多いのが京都。
京都には5つの花街があり、
それぞれ風情のあるエリアとなっています。
5つの花街は以下の通りです。
先斗町=ぽんとちょう
祇園東=ぎおんひがし
祇園甲部=ぎおんこうぶ
宮川町=みやがわちょう
上七軒=かみしちけん
京都にある5つの花街には
それぞれ名前のついた
花街での舞妓さんのおどり(をどり)があります。
基本的に「をどり」という表記を使いますが、
1カ所だけ「おどり」を使います。
今回は、
京都にある5つの花街、
それぞれで鑑賞できる舞妓さんのおどり(をどり)
についてご紹介します!
contents
1:舞妓さんと出会える京都の花街、5つのうちいくつご存知ですか?
①京都の花街、祇園エリアで舞妓さんに出会おう
京都に来たら、見逃せないのが
「鴨川」や「八坂神社」などのある
河原町・祇園エリア

鴨川
京都のこのエリアには、
先斗町や祇園東、祇園甲部などの花街のほかに、
少し南に行くと、
宮川町という花街があります。
特に「先斗町」は夜の雰囲気が最高で、
京都に来たら一度は訪れていただきたい花街です。

京都町屋が見れる花街の一つ、先斗町
花街というと、
敷居が高いんじゃないか??
というイメージもありますが、
一般向けのお店もたくさんですので、
夜のお食事にも利用できて便利です。
祇園エリアに行くと2つの花街があり、
それぞれ、異なった京都の雰囲気を醸し出します。

京都・祇園の花街、花見小路
②北野天満宮とともにできた舞妓さんに出会える京都の花街「上七軒」
舞妓さんの観れる京都の花街の中で、
一つだけ少し離れたエリアにあるのが、
上七軒=かみしちけん

京都の町屋の見れる、上七軒
京都の学問の神様で有名な
北野天満宮のすぐ横にある上七軒は、
他の花街と比べて観光客も少なめなので
ゆっくりと雰囲気を味わう事ができます。

北野天満宮
上七軒の花街は、
北野天満宮を創建した時に余った木材を使用したと言われており、
まさに北野天満宮とともに歴史を歩んできています。
2:舞妓さんとともに発達した京都の「おどり」と「をどり」
①基本は「をどり」を使う京都の舞妓さんの花舞台のおどり
ここまで、
京都の花街に関してご紹介してきましたが、
ここからは
それぞれの花街で名前の異なるおどり(をどり)についてです。
京都の5つの花街で観られおどり(をどり)は、
以下のおどり(をどり)です。
先斗町→鴨川をどり(春)
祇園甲部→都をどり(春)
祇園東→祇園をどり(秋)
宮川町→京おどり(春)
上七軒→北野をどり(春)
京都で観られるおどり(をどり)は、
京都で芸妓さんや舞妓さんが、
日頃の研鑽を行い、それを披露する場として実施されています。
京都の芸妓さんや舞妓さんによるおどり(をどり)の始まりは、
1872年の「第1回京都博覧会」で、
槇村正直、井上八千代らの発案で
「都をどり」
を開催したのが始まりと言われています。
【槇村正直についてはこちら】
②京都で舞妓さんに出会える5つの花街のうち、一つだけ「おどり」を使うのは「宮川町」
お気づきの方もおられると思いますが、
京都で観られる舞妓さんや芸妓さんによる「おどり(をどり)」は、
1カ所だけ
「おどり」
であとの4つは
「をどり」
となっています。
先斗町→鴨川をどり(春)
祇園甲部→都をどり(春)
祇園東→祇園をどり(秋)
宮川町→京おどり(春)
上七軒→北野をどり(春)
これは、
京都では、昔の風習を大事にするという意味で
「をどり」
を使うところが多いのですが、
宮川町だけは、
人々に身近に親しみを持っていただきたいとの思いから
「おどり」
を使っているそうです。
今回ご紹介してきた
京都の舞妓さんの「おどり」と「をどり」
「京都観光文化検定の公式テキストブック」
を見れば、
より詳しく知る事ができます。
興味のある方はぜひ手にとってみてくださいね^^
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた!