こんにちは!
今回ご紹介するのはこちらのお寺!

正伝寺・山門
「正伝寺」
正伝寺は京都市の北部「西賀茂」にあるお寺。
デビッドボウイの愛した庭園

デビッドボウイの愛した、正伝寺の庭園
1980年代に日本のCMに起用された際、デビッドボウイ自らが希望したと言われるのが、「正伝寺のお庭」
【当時のCM】
この正伝寺を訪ねるべき理由は以下の2つ
⑴比叡山を借景とした美しい庭園
⑵観光客が少なく、庭園を独り占めできる可能性がある
この記事では、正伝寺の御朱印・拝観情報やデビッドボウイの愛した庭園が一体どんなものなのかをご紹介していきたいと思います!
1:京都市の北部、西賀茂にある正伝寺をデビッドボウイが愛した理由
①アクセスの悪い正伝寺にわざわざ行くべき理由
デビッドボウイも愛した庭園のある正伝寺。
京都市の北部にある正伝寺は京都駅からバスで40〜50分かかるためアクセスが良いとは言えません。
正伝寺は境内入り口の山門からデビッドボウイの愛した庭園のある方丈までは少し歩きます。

正伝寺・境内
山門をくぐったあたりから異世界の雰囲気を味わえる正伝寺は、お庭にたどりつくまで好奇心に駆られます。
正伝寺の御朱印は、方丈受付でいただけます。

正伝寺・方丈
方丈入り口で拝観料を納めるときに一緒に納めてください。
②比叡山を切り取った正伝寺のお庭の景色を見に、デビッドボウイも通った
正伝寺・方丈に入るとすぐに広がるのが、デビッドボウイも愛したこちらの庭園!

デビッドボウイの愛した、正伝寺の庭園
比叡山を借景として切り取ったこちらの庭園は、重要文化財にも指定されています。
「借景庭園」とはお庭から見える景色を自然の景色と融合させた、京都のお庭でよく見られる庭園です。
京都にある借景庭園の中では、嵐山にある世界遺産の天龍寺などが有名です。

嵐山の借景を利用した、天龍寺・庭園
枯山水庭園でもある正伝寺の庭園は、
「獅子の児渡し庭園」
とも呼ばれます。
枯山水庭園では、通常は龍安寺のように石が置かれることが多いのが特徴です。

龍安寺の特別名勝庭園である方丈庭園
ですが正伝寺の庭園では、石の代わりに7つ・5つ・3つの植え込みがされているのが特徴。
植栽によって「七五三調」を表現しています。

デビッドボウイの愛した、正伝寺の庭園
植栽によって「七五三調」が表現されているのは、正伝寺だけ。
正伝寺のこちらの庭園は、京都市の北部にありアクセスがしにくい場所にあることもあり観光客の数も少なく、じっくりとお庭を堪能することができます!
2:最寄りのバス停から約20分。デビッドボウイの愛した正伝寺境内へのアクセス
①御朱印・お庭以外に境内散策もオススメの正伝寺
正伝寺は弘安5年(1282年)に西賀茂の土地に寄贈された荘園が現在の地に再建されたのが始まりと言われています。
正伝寺は、
応仁の乱
によって一度荒廃しました。
その後正伝寺は徳川家康によって再建されました。
が移築されたものです。
正伝寺では方丈の庭園だけでなく、重要文化財の襖絵や、
血天井
なども見どころ。

正伝寺の方丈の血天井
伏見城の床を移築されたお寺京都にはいくつかありますが、正伝寺の天井もその1つ。
安土桃山時代の遺構が見れるのも正伝寺の見どころの1つです。
②比叡山は離れて見るのがオススメ、正伝寺以外の借景庭園
デビッドボウイの愛した正伝寺の庭園は比叡山を借景としています。

比叡山を借景とした正伝寺の庭園
正伝寺と同様に、比叡山を借景とした庭園が素晴らしいお寺が他にもあります。
それが
円通寺

借景を利用した、園通寺・庭園
こちらのお寺も京都駅から遠く、アクセスが良好とは言えません。
ですがその分観光客も少なく、お庭を存分に楽しむことができます。

園通寺
正伝寺の最寄のバス停からもバスで1本で行くことができるので、お時間のある方は是非訪ねてみてください!
また、京都のお寺めぐりにはガイドブックもあると京都の御朱印巡りや観光が何倍も楽しくなります。
京都の神社仏閣のガイドブックは何冊か読みましたが、個人的にオススメなのがこちら!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!