石川丈山が手掛けた【渉成園】は、3代将軍が与えた土地に造られた13の景色を持つ庭園

こんにちは!

今回は、京都のお寺ではなく、

京都にある庭園であるこちらの庭園、

渉成園です!

渉成園入り口

渉成園は、

東本願寺の庭園

「枳殻邸」とも呼ばれます。

枳殻邸とも呼ばれる渉成園

渉成園は、

歩いて楽しめる庭園(池泉回遊式庭園)で

予約なく入園可能です。

 

渉成園は、

東山から昇月が映る

「印月池」(いんげっち)を中心に広がります。

 

広大な土地にある渉成園

今回は、

京都検定の問題にも出る

渉成園について、

ご紹介していきます!

 

1:渉成園は、3代将軍・家光に与えられた土地に作られた、池泉回遊式庭園

①渉成園の作庭は、詩仙堂の作庭でも有名な石川丈山

京都の鉄道、京阪電鉄の七条駅から歩いていける、

渉成園は、

東本願寺の庭園として、

十三代宣如上人が徳川家光によって与えられた土地を

石川丈山が作庭し、

完成しました。

渉成園

作庭者の石川丈山は、

洛北にある、

「詩仙堂」

の回遊式庭園の策定でも知られています。

「詩仙堂の映像はこちらから」

渉成園は、

周囲に枳殻(からたち)を生垣として植えたことから、

「枳殻邸(きこくてい)」

とも呼ばれます。

 

渉成園は、

「仏寺庭園」として、

国の名勝庭園にも指定されています。

②渉成園、各建築物の内部は非公開

渉成園の内部は、

「回遊式の庭園」になっており、

様々な建築物や、

池を眺めることができます。

茶の湯や能、狂言などの舞台としても使われた渉成園。

渉成園

幾度の火災にも遭い、

現在の建物は、

1864年の「蛤御門の変」の後に

再建されたものです。

 

渉成園は、

歩いて散策するのですが、

残念ながら、

全ての建築物の内部を見ることはできません。

2:13の景色で有名な渉成園、ゆっくり回って約30分かかる

①渉成園の入場料は500円で豪華なパンフレットもつく

渉成園で有名なのは、

「渉成園十三景」

です。

渉成園パンフレットにも記載されている「渉成園十三景」

江戸時代後期に、

儒学者でもあり漢詩人でもある

「頼山陽(らいさんよう)」

が紹介しました。

 

渉成園の入園時に

入園料500円を払った際にいただける

渉成園のパンフレットにも

「渉成園十三景」が記載されています。

渉成園パンフレット

渉成園は、

歩いて回る、

「池泉回遊式庭園」なのですが、

実際に歩いてみると、

ゆっくり歩いて30分ほどでした!

②渉成園へは、京阪七条から歩いて約10分のアクセス

渉成園は東本願寺の庭園です。

京都駅から程近いので歩いていくこともできます。

 

渉成園への最寄駅は、

京阪電車の「七条駅」

駅から渉成園までは、徒歩で11分です。


京都ん観光地の中でも比較的人が少なく、

ゆっくり堪能できる渉成園、

お庭好きの方もそうでない方にとってもオススメです。 

「渉成園開園時間」

3月〜10月:9:00から17:00

11月〜2月:9:00から16:00

 

また、

京都検定の勉強に欠かせない、

「京都観光・文化検定試験 公式ガイドブック」

を見れば京都についてさらに詳しくなれます。


京都の観光に詳しくなりたい方や、

京都検定の受験を目指している方は、

是非一度手に取ってみてください!

3級向けにさくっと勉強したい方はこちら!】


ここまで読んでいただきありがとうございました!

それではまた!