こんにちは!
京都には世界遺産を始めたくさんの「国宝」があります。

東寺の五重塔(国宝)
京都の世界遺産はお城を含めて、全部で17ヶ所あります。

世界遺産、御室仁和寺
国宝のたくさんある京都のお寺のうち、今回ご紹介するお寺には、
日本で初めて国宝に登録された「弥勒菩薩」が安置されているお寺があります。
そのお寺は、京都・太秦(=うずまさ)にある、
広隆寺=こうりゅうじ

広隆寺
この記事では広隆寺の御朱印情報・拝観情報をご紹介していきます!
1:太秦映画村のすぐ近く、日本最古のお寺・広隆寺
①794年の平安遷都以前からある広隆寺
広隆寺は京都駅から見て北西部、
「太秦(=うずまさ)エリア」
にあるお寺。
広隆寺の玄関として堂々とそびえ立つのがこちらの
「楼門」

広隆寺・楼門
京都の三条通りに面した楼門をくぐって、広隆寺の境内に入っていきます。
国宝を納めてあるある「新霊宝殿」以外は自由に参拝可能となっています。

広隆寺・境内
広隆寺の御朱印は「新霊宝殿」の拝観券の購入と同時にいただくことができます。
②聖徳太子も祀る、秦氏の氏寺・広隆寺
太秦にある広隆寺は、秦氏が聖徳太子から譲り受けた仏像(弥勒菩薩像)を御本尊としたのが始まりのお寺と言われます。
603年に建立されたとされるの広隆寺は、
794年の平安遷都以前からあるお寺
としても知られています。
そのため聖徳太子を祀る「上宮王院太子殿」という「入母屋造り」の建物もあります。

上宮王院太子殿
1730年に再建されたこちらの上宮王院太子殿では、毎年11月22日に特別に開扉されます。
2:新霊宝殿で日本最古の国宝を拝む
①拝観料は800円。広隆寺の国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」
聖徳太子を祀る上宮王院太子殿を右に見て進んでいくと、広隆寺の「新霊宝殿」の拝観入り口があります。

新霊宝殿への道
拝観料800円を納めて進んでいくと、広隆寺の宝物が納められている、
「新霊宝殿」
が見えてきます。

広隆寺・霊宝殿
新霊宝殿には国宝第一号に指定(1951年)された
「弥勒菩薩半跏思惟像=みろくぼさつはんかしいぞう(飛鳥時代)」
や、その他50以上の国宝が保存されています。

弥勒菩薩半跏思惟像(国宝、広隆寺パンフレットより)
「弥勒菩薩半跏思惟像」は、お釈迦さまに変わって全ての悩み・苦しみを救ってくださり、
正しい道へとお導きくださる慈悲の仏様
と言われています。
広隆寺の新霊宝殿には飛鳥時代から天平時代、鎌倉時代にかけての各時代の仏像が祀られています。
ほとんど照明の落とされた霊宝殿の内部では、雰囲気のある「仏像ワンダーランド」のように
となっていて、広隆寺のお宝たちを存分に楽しむことができます。
②広隆寺から近くの嵐電から行ける嵐山
日本最古のお寺でもあり日本最初の国宝のある広隆寺へは、バスが便利です。

京都駅バスターミナル
京都観光に欠かせない、
「市バス・京都バス1日乗車券」
を利用すると、お得に回ることができます。

京都バス・一日乗車券
1日800円で乗り降り自由となっているので、
1日でいろいろな場所を回りたい!
という方には最適です。
また、嵐山電鉄の広隆寺の最寄駅である「太秦広隆寺駅」からは、京都観光には欠かせない「嵐山」へも乗り換えなしで行くことが可能です。

京都・嵐山の渡月橋
渡月橋や、世界遺産の天龍寺など見所のたくさん詰まった嵐山へもぜひ訪ねてみてください!

世界遺産・天龍
京都のお寺めぐりには、ガイドブックもあると京都の御朱印巡りや観光が何倍も楽しくなります。
京都の神社仏閣のガイドブックは何冊か読みましたが、個人的にオススメなのがこちら!
興味のある方は是非手にとってみてくださいね!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!