こんにちは!
今回ご紹介するのは、
京都で夏に楽しめるハス・睡蓮のお寺
京都で友人に紹介したくなる、ハス・睡蓮のお寺がこの2つ。
①法金剛院=ほうこんごういん(京都市右京区花園)
②勧修寺=かじゅうじ(京都市山科区勧修寺)
それぞれのハスやそれ以外の見どころとともにご紹介します!
【法金剛院】西行法師も愛した平安時代の遺構で楽しめるハスのお寺
①京都駅から5駅15分で行ける、ハスのお寺
最初にご紹介するハス・睡蓮で有名なお寺は
法金剛院=ほうこんごういん

法金剛院
法金剛院の歴史は平安時代に始まるとされ、通称「蓮の寺」としても有名なお寺。
京都駅からも電車で一本(5駅)で行ける「花園駅」が最寄り駅(約15分)で、花園駅からも徒歩3分とアクセスも良好なお寺です。
庭園中央に広がるには「苑池」では夏にはハスが所狭しと咲き、庭園を中心としてハスを眺めながら回遊することができる庭園となっています。

法金剛院 苑池
②平安時代の遺構、特別名勝「青女の滝」
法金剛院はハスの季節だけでなく、桜や紅葉など四季折々で楽しむことができるお寺。
西行法師(=平安時代の歌人)も法金剛院の景色を歌に詠んでいます。

法金剛院のハス
法金剛院の庭園で見逃せないのが
青女の滝=せいじょのたき

青女の滝
昭和45年(1970年)に発掘された「青女の滝」は
「日本最古の人工の滝」
とされ、平安時代の姿からそのまま変わっていない石組。
平安時代の浄土庭園の様子を伝える遺構として貴重な史跡です。
【2:54辺りから、青女の滝】
【法金剛院】
住所 京都市右京区花園扇野町49
電話番号 075-461-9428
拝観時間 9:30~16:30(受付終了16:00)※7月の観蓮会期間(2021年は7/10~8/1)は7:00~
※毎月15日のみ拝観可
拝観料 500円
アクセス JR山陰本線(嵯峨野線)「花園駅」下車徒歩約3分
【勧修寺】山科にあるハス・睡蓮の門跡寺院
①平安時代から残る氷室池のハス・睡蓮
続いてご紹介するハスで有名なお寺が
勧修寺(=かじゅうじ)

勧修寺
勧修寺は京都市山科区にあるお寺。
京都市営地下鉄東西線の「小野駅」が最寄り。
小野駅は小野小町ゆかりの「随心院」などもある山科区の観光地の一つ。
勧修寺はその随心院とは駅を挟んで反対側にあります。
勧修寺境内でハスや睡蓮が多く咲いているのが
氷室池=ひむろいけ

勧修寺・氷室池
夏になると氷室池一面にハス・睡蓮が咲き、池を覆います。
②勧修寺の見逃せない見どころ2つ
勧修寺は門跡寺院でもあり、境内を散策すると数々の見どころも。
その中で見逃せない2つがこちら。
⑴:樹齢750年のハイビャクシンと水戸黄門ゆかりの灯籠
⑵:舎利殿上の鳳凰
⑴:樹齢750年のハイビャクシンと水戸黄門ゆかりの灯籠は、境内の書院の前に。

ハイビャクシンと灯籠
ハイビャクシンに埋もれるように見えるのが「水戸黄門ゆかりの灯籠」。

水戸黄門寄贈の灯籠
勧修寺境内で2つ目にご紹介するのが
「舎利殿上の鳳凰」

勧修寺舎利殿の鳳凰
鳳凰といえば、宇治市にある平等院鳳凰堂を思い浮かべる方も多いかと思いますが、
勧修寺の鳳凰も立派なものなので是非探してみてください!
【勧修寺】
住所 京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6MAP
電話番号 075-571-0048
拝観時間 9:00~16:30(受付終了16:00)
拝観料 400円
アクセス 地下鉄東西線「小野駅」下車徒歩約6分
京都には今回ご紹介したような、一般的に有名ではないけどお花が美しい寺社仏閣がたくさんあります。
お寺めぐりにはガイドブックが必須ですが、
京都のお寺めぐりに使えるガイドブックの中で個人的にオススメなのがこちら!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!