こんにちは!
今回ご紹介させて頂くのは、比叡山を借景とした2つの庭園です。
⑴正伝寺
⑵圓通寺
借景庭園とは、自然の景色を取り込んで設計された庭園。
日本の庭園美の魅力の一つでもあります。

借景庭園の一つ、嵐山「天龍寺」の庭園
今回ご紹介する2カ所は、京都をご案内するときに僕自身が必ず紹介するお寺。
比叡山だけが切り取られた圧巻の景色2つをご紹介していきます!
1:デヴィッドボウイも好んだ、正伝寺の庭園の特徴3つ
①厳かな庭園の景色、時間によっては独り占めも可能
比叡山を借景とした庭園でまずご紹介するのは、
正伝寺=しょうでんじ

正伝寺・山門
京都の西賀茂にある正伝寺は、比叡山から見て西に8kmほどの場所に位置します。
正伝寺の特徴は3つあります
⑴庭の石の代わりに右から7・5・3の植え込みとなっている
⑵デヴィッドボウイがこよなく愛したお寺
⑶血天井(伏見城遺構)
中でも見逃せないのが、
7・5・3の植え込みとなっているお庭

デビッドボウイの愛した、正伝寺の庭園
通常、石が置かれることの多い枯山水庭園ですが、
正伝寺は植え込みとなっている珍しい庭園です。
比叡山を借景とした美しい景色、いつまでも残って欲しいと願います。
②正伝寺は血天井も見逃せない
正伝寺の二つ目の特徴なのが
伏見城の遺構の「血天井」

正伝寺の方丈の血天井
正伝寺の方丈には、戦国時代に落城した伏見城の遺構が残ります。
石田三成によって伏見城が攻め込まれた際、守っていたのが徳川側の家臣である、
鳥居元忠を含めた家臣たちを弔うため、切腹した際に残った血の跡がついた廊下がさまざまなお寺の天井として使われています。
有名どころで言うと、養源院などもその一つ。

血天井で有名な養源院
はっきりと足形や手形が残るものもあり、かなりリアリティがありますので好みは分かれますが、
家臣を大事にする家康の気持ちを感じる遺構は見ておきたいものだなとも感じます。
2:かつて離宮だった圓通寺の借景庭園
①比叡山により近い借景が楽しめる
比叡山を借景とした庭園、二つ目にご紹介するのは
圓通寺=えんつうじ

圓通寺
かつて「幡枝離宮」として後水尾上皇も過ごした場所である圓通寺。
離宮として使われていた当時の景色をそのまま楽しめる庭園でもあります。
上賀茂にある圓通寺は、先ほどご紹介した正伝寺と比叡山のちょうど間にあるお寺。

借景を利用した、圓通寺・庭園
②おすすめは秋。秋でも人の少ない京都の観光の穴場の一つ
四季折々素敵な比叡山の景色が楽しめる圓通寺ですが、おすすめはやはり秋。
庭園の緑と、紅葉の赤のコントラストが比叡山を彩ります。

秋の圓通寺
そして、圓通寺は秋でも人が少ないのが特徴。
紅葉の時期、どこへ行っても賑わう京都。
京都駅からバスで1時間近くかかる上賀茂エリアにある圓通寺は、知る人ぞ知る名所なので観光客も少数。
秋の時期に人を気にせず思う存分楽しめるお寺でもあります。

秋の紅葉時期がおすすめの圓通寺
京都ではその他にも借景庭園として有名なお寺がたくさん。
世界遺産の天龍寺は観光名所「嵐山」を借景とした池泉回遊式庭園で、こちらも見逃せません。
京都で見逃せない借景!世界遺産・天龍寺の御朱印のいただける場所をご紹介
また、京都のお寺めぐりにはガイドブックもあると京都の御朱印巡りや観光が何倍も楽しくなります。
京都の神社仏閣のガイドブックは何冊か読みましたが、個人的にオススメなのがこちら!
季節ごとの神社仏閣の紹介や縁結びなどお願い事にも分けられていてとても読みやすいガイドブックです。
ぜひ一度手に取ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!