こんにちは!
今回は、
京都の世界遺産のお寺をご紹介します。
京都の世界遺産は、
現在、神社仏閣やお城を含めて
全部で17ヵ所あります。

世界遺産・清水寺
その中で、
今回ご紹介するのは、
「高山寺」

高山寺
京都の北西部、高雄山にある高山寺の
御朱印と拝観情報、
アクセスについてご紹介します。
1:高山寺・境内入場は無料、御朱印のいただける石水院は800円
①世界遺産、高山寺・石水院の御朱印は、300円
世界遺産・高山寺の御朱印がこちら!

世界遺産・高山寺の御朱印
高山寺の御朱印は、
書き置きのものでした。
(御朱印の初穂料:500円)
高山寺の境内の散策は、自由に行うことができます。

自由に散策可能な、高山寺境内
ですが、御朱印の頂ける
「国宝・石水院」
へは、
拝観料800円が必要です。
②高山寺・石水院、御朱印以外の見所をご紹介
高山寺のなかで、
開祖である明恵上人(みょうえじょうにん)
の時の唯一の以降である
「石水院」

高山寺・石水院
高山寺の創建当時、
石水院は、現在の金堂の位置に配置されていましたが、
明治20年に現在の位置に移されました。
石水院は、
鎌倉時代の住宅建築で、
国宝にも指定されています。

高山寺・石水院
動物たちを擬人化し、
面白おかしく描いたとされる、
「鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)」

高山寺の御朱印はこの袋に入っていました
高山寺に残る数多い宝物の中でも、
世界的に知られている、
日本を代表する絵巻物です。
「甲・乙・丙・丁」
4つの巻に分かれており、
甲乙の2つの巻は、平安時代後半
丙丁の2つの巻は、鎌倉時代の制作と言われています。
2:御朱印をいただいた後は、高山寺境内を歩いて散策
①御朱印だけじゃない!高山寺境内は、森林浴のできる夏でも涼しいお寺
高山寺境内は、
誰でも入ることが可能で、
歩いて散策することができます。
高山寺境内の入り口は、
「表参道」と

高山寺境内入り口
「裏参道」があります。

高山寺案内図
裏参道側には、
バス停や駐車場もあるので入り口は近いですが、
急な階段もありますので、注意してください。
広大に境内の奥にあるのが
「金堂」です。

高山寺・金堂
創建当時の金堂は
室町時代に焼失し、
現在の高山寺の金堂は、
仁和寺古御堂を移築したものと伝えられています。

五重塔の見える、仁和寺の庭園
高山寺の金堂には、
本尊である釈迦如来像が安置されています。
②日本最古のお茶園のある高山寺
高山寺境内の中でも見逃せないのが、
「日本最古の茶園」

高山寺にある日本最古の茶園
高山寺の開祖である
「明恵上人」は、
鎌倉時代に茶を広めた
「栄西禅師」
から贈られたお茶の種をお寺の対岸で栽培しました。
中世以降は、
高山寺のある栂尾(とがのお)で栽培されたお茶を
「本茶」
とし、
それ以外は、
「非茶」
と呼ばれました。
京都で有名な宇治茶は、
この高山寺のお茶園の苗木を移植したと言われています。
【宇治茶を作る源となった、宇治七名水の残る宇治上神社】
https://youtu.be/qMu46By-e58
3:高山寺のアクセスと、参拝時の注意点
①京都駅から御朱印の頂ける高山寺までは、京都駅からバスで約1時間
御朱印の頂ける高山寺は、
京都市の北西部
高雄山にあります。
バスで行くことが可能です。
新幹線の玄関口である京都駅からは、
バスで1本で行くことが可能です。
途中、
立命館大学や、
世界遺産御室仁和寺もある
「きぬかけの路」
を通ります。
京都有数の散歩道の一つである
きぬかけの路を超えると、
うねうねした山道となりますので、
バス酔いしないように注意してください。
②高山寺へ往復しているバスは30分に1本程度
京都駅から御朱印の頂ける高山寺までは、
バスで片道530円です。
高山寺行きのバスは、
30分に1本程度しかないので注意してください。
また、
京都市バスや京都バスで
1日あたり600円で使える
「市バス、京都バス1日乗車券」
は、
高山寺へ向かうJRバスではご利用になれませんので注意が必要です。

京都バス・一日乗車券
夏の暑さが厳しい盆地の京都の中でも、
山間部にあり
比較的涼しく過ごせる
「高山寺」
御朱印を集めている方はもちろん、
京都観光で、
「高雄エリア」
は、
夏でも涼しくてオススメですので、
是非一度訪れてみてくださいね!

高山寺のある、高雄山
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!