こんにちは!
今回は、普段は公開されていない建物があるお寺をご紹介します。
それがこちら!
相国寺 法堂・方丈(はっとう・ほうじょう)です。
この記事では、
京都のお寺、相国寺の法堂・方丈(はっとう・ほうじょう)のタメになる参拝情報と、
御朱印のもらい方についてご紹介していきます。
1:境内は広い、相国寺について
①臨済宗・相国寺派大本山
相国寺は、
京都府京都市上京区にある、
臨済宗相国寺派の大本山のお寺です。
正式には「相国承天禅寺(しょうこくじょうてんぜんじ)」と呼ばれます。
将軍・足利義満が後小松天皇の勅命を受け、約10年の歳月を費やし、1392年に完成しました。
②度重なる被害を受けてきた相国寺
相国寺は、応仁の乱など、度重なる被害を受けてきました。
現在は、
金閣寺や銀閣寺・真如寺など3ヶ所の山外塔頭寺院、
12ヶ所の山内塔頭寺院を構成しています。
2:地下鉄orバスが便利。相国寺へのアクセス
①京都駅から1本!電車での相国寺へのアクセス
相国寺の最寄駅は地下鉄烏丸線「今出川駅」です。
京都駅から:地下鉄烏丸線「国際会館前行き」で6駅(11分)です。
②1日乗車券がお得なバスで相国寺へ向かう
京都観光は市バスが便利です!
相国寺へは、市バス「烏丸今出川」「同志社前」が最寄です。
京都駅から
バスの場合、京都駅からだと乗り換えが必要です。
3:特別公開時と通常公開あり。相国寺の拝観情報
①特別公開されていた『法堂』
相国寺の法堂・方丈は、「第52回(2018年)京の冬の旅」で特別公開されていました。
無畏堂(むいどう:本来畏れることなく法を説くお堂)と称します。
豊臣秀頼が1605年(慶長10年)に再建した、
現存する最古の法堂建築です。
現在は仏殿(本尊を安置し礼拝する建物)を兼ねています。
法堂には、天井に描かれた龍があります。
この天井に描かれた『蟠龍図(ばんりゅうず)』は、
狩野永徳の子である狩野光信描いたものです。
どの位置からも龍と目線が合うことから「八方龍」、
堂内で手を叩くと反響音が龍の鳴き声に聞こえることから「鳴き龍」とも呼ばれています。
その龍がこちら!
②平成25年に改修された、相国寺の「方丈」
方丈は、
1807年(文化4年)に再建されたもので、
江戸後期の絵師「原在中」が描いた障壁画が残っています。
方丈の南側には白砂の平庭、北側には大きな掘り込み状の枯山水庭園があり、
対照的な2つの庭園が見所です。
白砂が太陽の光を反射し、建物内部を明るくする目的もあります。

北側:掘状の枯山庭園(裏方丈庭園)
また、方丈室内には「観音菩薩画像」があります。
こちらは、全て法華経の経文で書かれています。

第52回 京の冬の旅 ガイドブックより
画像では分かりにくいですが、全て経文で書かれているとはすごいですよね。
③相国寺のトイレ情報
お手洗いは、方丈内部にあります。
北側の庭園を過ぎたあたりにあります。
新しく作られたような感じで、とても綺麗でした。
4:相国寺の御朱印について
①御朱印は、相国寺の納経所で
相国寺で今回でいただいた御朱印はこちら!
無畏堂(法堂の別称)と書かれています。
本来畏れることなく法を聞くお堂・法堂という意味です。
こちらの御朱印は、方丈入り口からすぐの納経所でいただけます。
初穂料は300円です。
納経所では、御朱印帳も購入できます。

相国寺の御朱印帳
相国寺の御朱印は、
方丈の拝観中に書いていただけますので、
先に納経所で御朱印帳を預けていきましょう。
それではまた!