こんにちは!
今回は、京都の五重塔をご紹介します。

五重塔
京都で現存する五重塔は、
全部で4つ!
ご存知でしたでしょうか?
東寺・仁和寺・醍醐寺・法観寺の4つです。
その中でも、
最も古いのが、醍醐寺の五重塔(951年に完成)です。
京都を訪れたら見逃せない、
京都の国宝の五重塔についてそれぞれご紹介します!
contents
1:京都駅から徒歩でいける世界遺産・東寺の五重塔
①弘法大師が立てた東寺の五重塔は、1644年建立の5代目
東寺は、国の寺として
弘法大師空海が建てたお寺です。

東寺
東寺の五重塔は、
釈迦の遺骨が安置される場所としてが起源で、
空海が唐から持ち帰ったとされる「仏舎利」が納められています。
現存する五重塔は5代目で、
1664年の完成です。

東寺の五重塔
②東寺の五重塔は、新幹線の京都駅を降りてすぐ行けるお寺
東寺は、新幹線からでも見える世界遺産
として、京都駅からのアクセスもかなり良好です。
歩いても15分ほどです。
2019年に綺麗になった御影堂を始め、
世界遺産の東寺では、
五重塔以外にも魅力がたくさんです。

東寺の金堂
2:見頃は4月中旬。京都の世界遺産・御室仁和寺の五重塔
①888年創建の京都の世界遺産、桜でも有名な御室仁和寺
続いても京都の世界遺産のお寺、
御室仁和寺(おむろにんなじ)です。

御室仁和寺の庭園
御室仁和寺は、
888年創建の真言宗のお寺です。
世界遺産でもある御室仁和寺は、
背の低い御室桜でも有名です。

御室桜と五重塔
遅咲きの桜として有名で、
例年、4月中旬ごろに見ごろを迎えます。
②五重塔は、1664年に家光によって建てられた
御室仁和寺の五重塔は、
1646年に、
3代将軍徳川家光によって寄進され建立されました。
高さは36mあり、
東寺の五重塔(1664年建立)と同様に、
塔の各屋根の大きさが均等な作りであり、
江戸時代の作りを象徴しています。
3:京都で一番古い、世界遺産・醍醐寺の五重塔
①京都の醍醐寺は、山の全体がお寺。その中に五重塔がある
醍醐寺は、京都市街地から少し離れており、
地下鉄の「醍醐駅」が最寄です。
1100年以上の歴史を持ちます。
世界遺産にも登録されています。
②醍醐寺の五重塔は、京都一の歴史
醍醐寺の五重塔は、
醍醐天皇の冥福を祈るために、朱雀天皇が建立しました。
京都一の古さの木造建築物で、
完成したのは、951年です。

醍醐寺の五重塔
醍醐寺の五重塔は、
国宝にも指定されており、一見の価値はあります。
4:京都のランドマーク。八坂の塔こと法観寺の五重塔
①京都で観光客が最もよく集まる東山エリアのランドマークの五重塔
最後にご紹介するのは、
法観寺の五重塔です。

法観寺の五重塔
この写真を見れば、思い出される方もおられるのではないでしょうか?
法観寺は、592年に建立されました(諸説あり)が、
現存するこちらの五重塔は、
1440年の室町時代に再建されたものです。

五重塔
②京都で見ておきたい法観寺の五重塔、別名は「八坂の塔」
高さ46mを誇る法観寺の五重塔は、
別名、「八坂の塔」と呼ばれ、
京都で観光客が最も集まる東山エリアのランドマークとして存在します。
清水寺から八坂神社へ向かう途中に存在する五重塔として、
多くの観光客が訪れます。
内部の見学は不定期ですが可能です。
京都では唯一内部見学の可能な五重塔です。

法観寺の五重塔
様々な歴史を持つ五重塔、
京都にある全ての五重塔を訪れてみるのも
歴史の勉強になって面白いです。
人にも教えたくなること間違いなしです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!